鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ
『トリノトリビア』
西東社
監/川上和人
著/川上和人、マツダユカ、三上かつら、川嶋隆義
おすすめするインタープリター/みっしぇる
皆さん、鳥はお好きですか?
私は今年の4月から山のふるさと村のインタープリターになったのですが、
様々な鳥たちの鳴き声を聞いたり、
気持ちよさそうに飛んでいる姿を見かけることが多くなった結果、
「あの鳥はなんだろう?この声は何の鳥だろう?」
と、鳥に夢中になっています。
しかし同時に、
「図鑑で名前を調べて覚えようとしてもなかなか覚えられない。
でも…鳥のことをもっと知りたい!」
と、もやもやしていました。
そんな時に、この本に出会いました。
本のタイトルからも分かる通り、この本は私たちの身近にいる鳥や野山でよく見られる鳥たち(スズメやハト、カラス、コゲラなど)の知られざる“トリビア的生態”について、思わず笑ってしまう4コマ漫画と一緒に83種が紹介されています。
ちなみに、私がこの本を読んで衝撃的だったのは、ハトの生態について。
皆さんも家の近くの公園や駅でハトを見かけることがあると思いますが、
何であんなにせわしなく首を振っているのか疑問に思ったことはありませんか?
実は…「ハトは本当は首を振っていない」のです。
首を振っているように見えますが、
本当は景色をよく見るために首を静止しているのだそう。
ページをめくるたび「え!?」とびっくりするような、あるいは「へー」と感心するような鳥の意外な生態について、面白おかしく描かれた解説を読めば読むほど、どんどん鳥の世界にはまっていきます。
鳥好きな方は勿論、そうでない方でも楽しく読むことができる本です。
家にいる時間が増えた今、この本で鳥の世界を冒険してみませんか?
気づいたらあなたも鳥の世界にはまっているかもしれません。
(インタープリター/みっしぇる)

